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「見てよロニ!!綺麗だよ!!」
外では、雪が降っていて夜だというのに少し明るかった。
「ったく・・元気だし、タフだね〜お前は」
戦闘が続いたおかけで、みんな町に着くとボロボロだった。 ・・ただし、カイルだけは、見たことのない風景に一人だけハイテンションだった。
「ロニが、年とっただけだろ〜」
そういうと、額を窓にくっつけ外を眺める。
「こんなに、綺麗なのに・・ロニは、俺といっしょに雪見るのイヤ?」
上目遣いの可愛いお願いに勝てるはずもなく、窓際にいるカイルへと近寄った。
「なぁカイル、雪なんて日中もずっと見てきたじゃねえか・・なんでいまさら・・」
「でぇ〜もっ!!・・ロニと2人っきりじゃなかったよ」 「確かに最近は、2人だけ〜って時間は、なかったな・・」
そうだろっという顔してカイルは、ロニに抱きついた。
「っていうことは、・・カイルは俺と2人だけになりたかったんだな」
あらためて言うと、頬を赤く染めてこくりとうなずいた。
「じゃあ、気づいてやれなかったかわりに、お前にいいものやるよ」 「えっなに?・・んっ!!」
ぎゅっと抱きしめられたと思ったら、次にきたのは、優しいキスだった。
「ふ・・はぁ・・なっロニっ!!」 「俺がお前にやるもの・・それはな・・」
(愛だよ・・)と囁いて、また、甘い口付けをした。
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