+++あなたとずっといたいから・・・+++
「んっ・・・ロニ?」
「おはよう、カイル」
カーテン開けられて、日の光がまぶしくて・・
そのまぶしい中に、ロニがいる・・。
「ほら、カイル起きろって」
「う・・ん・・あと・・5分・・」
「だめだ!そしたら、またお前と格闘しなきゃなんないだろ」
ペチッと、頬を叩かれる・・軽く叩かれたのに眠い頭には、きつくて・・
起きてしまう。
「顔洗ってこいよ」
半分寝ぼけながら、カイルは洗面所へ向かった。
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「でも、お前ってば洗面所で立って寝てるもんな」
「笑わないでよ!!・・今までロニがいなかったから、安心してるの!!」
ふくれっ面でカイルが話す。
「悪かったって・・お前とずっと、いっしょにいるよ」
くしゃくしゃとなでられる。
「さみしいんだから・・」
「ははっ・・でも、気づいたら目の前にいたろ」
「確かにいたけどさ・・」
目が覚めたら確かにいたけど・・俺は毎日ロニにいてほしいのに・・。
「そういう事じゃなくて!!俺はいっつもロニにいてほしいの!!」
ぎゅっと首に抱きつく・・。
「だから!!神団にいってた分・・甘えさせてもらうもん!!」
「すっげえ、愛の告白」
自分の顔が赤くなるのが、わかって顔を隠すように腕に力を込める。
「カイル!・・ギブギブ!!苦しいってマジで死ぬ!!」
「ごめん!!ロニ」
あわててロニの首を離す。
「なーんてな、うっそ〜」
「あっだましたな!!ロニのバカ!!」
手を振り上げるが、ロニにつかまれ・・
「んっ・・・」
一瞬だけ、唇が触れすぐに離れた。
「へへっ・・ロニ大好き!」
もう一度ぎゅっと、ロニに抱きついた。
・・ずっとあなたと、いたいから・・。
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